機動戦士という名の兵器
2005年7月30日近頃アニメ「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」が見苦しいアニメになってきた。前々から見苦しくはあったのだが、最近は本当に酷い。今日の放送はその代表とも言うべきものだった。総集編のようなものにしか見えなかった。これまでに出たコンテばかりを使い、あげく前作「SEED」のものまで使う始末。見るに耐えないものだった。
製作者の意図が欠片ほども掴めないアニメほど見づらいものはないと俺は考える。戦争によって人々が得るものは何なのか、人は話し合いでは平和な世界を作れないのか、人々は戦うしかないのかなど、作中で叫ばれているこれらは確かに俺たちが暮らすこの現実においても深刻な問題である。だが、この作品は問題を投げかけるだけ投げかけておいて、あとは先の見えないグダグダとしたストーリーばかりが展開されている。何かといえば過去の映像を流し、苦悩しているだけのキャラクター達。反省はしてもいい、だが後悔だけはしてはならないという言葉を聞いたことがある。この作品のキャラは後悔しかしない。1度自分が犯した過ちを悔やんで悔やんで、それに捕らわれてしまっている。だから一向に先が見えない。新しく何かに取り組んでも、不本意な結果に終わり、また悔やんで苦悩する。これの繰り返しなのだ。見ているこっちの気分まで悪くなってくる。
作画についても俺はこの作品は嫌いだ。戦争の、戦うことの意味を問いたいならなぜ女性キャラを可愛らしく描く必要があるのか。必要ないはずだ。そんなものは。今世間で騒がれている萌えでも狙っているつもりだろうか。書かされている絵師さんもかわいそうである。
いくらキャラをかっこよく、可愛らしく、そしてモビルスーツを鮮やかに描いてみせても、それはよほどの世間知らずか、子供にしかウケないということを、夫妻にはよく理解して作品作りに取り組んでもらいたい。
製作者の意図が欠片ほども掴めないアニメほど見づらいものはないと俺は考える。戦争によって人々が得るものは何なのか、人は話し合いでは平和な世界を作れないのか、人々は戦うしかないのかなど、作中で叫ばれているこれらは確かに俺たちが暮らすこの現実においても深刻な問題である。だが、この作品は問題を投げかけるだけ投げかけておいて、あとは先の見えないグダグダとしたストーリーばかりが展開されている。何かといえば過去の映像を流し、苦悩しているだけのキャラクター達。反省はしてもいい、だが後悔だけはしてはならないという言葉を聞いたことがある。この作品のキャラは後悔しかしない。1度自分が犯した過ちを悔やんで悔やんで、それに捕らわれてしまっている。だから一向に先が見えない。新しく何かに取り組んでも、不本意な結果に終わり、また悔やんで苦悩する。これの繰り返しなのだ。見ているこっちの気分まで悪くなってくる。
作画についても俺はこの作品は嫌いだ。戦争の、戦うことの意味を問いたいならなぜ女性キャラを可愛らしく描く必要があるのか。必要ないはずだ。そんなものは。今世間で騒がれている萌えでも狙っているつもりだろうか。書かされている絵師さんもかわいそうである。
いくらキャラをかっこよく、可愛らしく、そしてモビルスーツを鮮やかに描いてみせても、それはよほどの世間知らずか、子供にしかウケないということを、夫妻にはよく理解して作品作りに取り組んでもらいたい。
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